コンクリートの中性化深度を計測した結果をもとに中性化の進行深さを時間の関数として予測し、劣化の進行や寿命を推定することを目的とします。
        	下記の方法により中性化試験(フェノールフタレイン1%エタノール溶液法)を行います。
ダイヤモンドコアドリルを用いてφ75mm~φ100mmのコンクリートコア供試体を採取します。
			供試体採取後は、無収縮モルタルにて断面の復旧および、タッチアップを行います。
			採取した供試体を公的機関へ依頼し、結果をご報告いたします。
					配筋検査
					
					コア採取
					
					供試体(コア)の計測
					
					断面復旧(乾燥後、塗装)
					
					中性化深さ測定
【コア採取による方法(JISによる試験方法)】
			小径コアドリルを用いてφ20mm~φ100mmのコンクリートコア供試体を採取します。
			供試体採取後は、無収縮モルタルにて断面の復旧および、タッチアップを行います。
			採取した供試体を 二分割し中性化試験(フェノールフタレイン1%エタノール溶液法)を行います。
					小径コア採取
					
					採取コア
					
					断面復旧(乾燥後、塗装)
					
					中性化深さ測定
コンクリートカッターを用いて切り込みを入れ、よく洗浄します。
			切り込みに、フェノールフタレイン1%エタノール溶液を噴霧し、色の変わらなかった部分を0.1mm単位で読み取ります。
			調査後は、無収縮モルタルにて断面の復旧および、タッチアップを行います。
					切り込みを入れる
					
					中性化深さの測定
					
					断面復旧(乾燥後、塗装)
					
ドリルによる削孔で落下するコンクリート粉をフェノールフタレイン1%エタノール溶液を噴霧した試験紙などに受け取り、試験紙が変色するまで削孔します。
			削孔した深さをノギス等で0.1mm単位で読み取ります。
			調査後は、無収縮モルタルにて断面の復旧および、タッチアップを行います。
					削孔
					
					断面復旧(乾燥後、塗装)
					※多数の調査資料を持ち合わせておりますので、お気軽にお問い合わせください。